カンボジア旅行記、今回はアンコール・トムです!ついに象に乗るぞ~!
カンボジアで象に乗りたい
「カンボジアに行く」と仮確定(最初は治安について夫が不安がっていたため)した時、私が最初に希望したのは「象に乗りたい!」でした。
娘を象に乗せてあげたい・・・という母心ももちろんありましたが。本当は、自分が乗りたかった。ちょっと怖がりな娘に「象、乗る?」と聞いた時、最初は「こわいからイヤ」というつれない返事でしたが。でも、乗れる機会があるのに乗らない手はない!
娘の返事にブレることなく私は象に乗る手段を探し続け、見つけた方法は3つ。
アンコール・トムで
・南大門から、バイヨンの遺跡まで乗る
・バイヨンの遺跡の回りを巡る
・プノンバケンという山に登る
最初はプノンバケンで夕陽を見てから象に乗って山を下りるコースがいいかなあ、、、と思ったのですが、混んでいるらしいし夕闇が迫る中で山の中を象に乗っている状態も安全面で不安。ということで、その案は自ら却下。
宿の人に「アンコール・ワットは朝日と見るのが有名です。ご希望はありますか?」と聞かれた時には、「うちは皆朝が弱いので、朝日は見なくていいです」と即答。「アンコール・トムで象に乗るのを第一優先で考えてます」と返したところ、象乗りは人気なので早めに出たほうがいいというアドバイスをいただきました。現場を知っている人の助言はありがたい!
アンコール遺跡群へ行く前に
さて、当日。前もって、丸一日日本語ガイドさんとトゥクトゥクをお願いしてありました。
早朝とは言っても、朝7時に宿を出発。まずはおすすめの地元のお店で簡単な朝ごはんを食べました。おかゆと肉のせ飯が選べたので、我が家はみんな肉のせ飯に。右側は、カンボジア風お漬物?味としてはチリソースに野菜を漬けた感じですが、これが絶品!かなりツボにはまるお味です(*^0^*)
お肉は甘辛く炒めてある、と思ったら、しょうゆ味とのこと。しょう油は机の上にもあり、それだけの味を見たらさしみしょう油に似ています。
材料には、砂糖も!塩も!水も!入ってる、、、日本でこれを見たら「まがい物!」と思うだろうけど、外国では「面白い」と感じるのだから勝手なものです。
結果的にはこれが唯一のローカル飯になりました。それ以外は、メニューがわかる、できたらパスタのあるお店(娘希望)に入ることが多かったので。
ご飯の後は、アンコール遺跡群を見るためのIDカードを作りに行きました。12歳以下はアンコール・ワットの一番高い部分=第3回廊には登れません。その代わり、カードを作らずに無料で遺跡を回れます。「この子は大きめだから、作ろうと思ったらカードを作れそう」とガイドさんに言われた娘ですが、その第3回廊に入るのに1時間以上も待つ可能性があると聞いて「そんなに混むなら大人も登らなくていいです」とあっさりと私が却下しました。
その日は朝からのどが腫れぼったかったし、限られた時間を待つことにかけるつもりもありません。この判断がこの先、残念な結果を産もうとは、、、
ちなみにIDカードは、1日券・3日券・7日券とあるそうです。どれが一番人気なのかとガイドさんに尋ねたところ、「1日券ですね。7日もいる人はなかなかいません」とのこと。
アンコール・トムで象に乗る!
通常、午前中はアンコール・ワットに行く人が多いそうですが、我が家の希望は象乗り。アンコール・トムに直行です。
ちなみに娘もいつの間にか楽しみにするようになっていました♪
一番最初に行ったのは、有名な南大門。写真は外側のお濠の付近ですが、すでに人も車もたくさんいます。
「あ~ここの象はもういないですね~。次に行ってみましょう」とのことで、南大門を案内してもらったあとはトゥクトゥクに乗ってバイヨンの遺跡まで行きました。そうしたら、いたんです!象が!わーい(*^▽^*)
子供料金はなく、1人USD20。仮設のような階段を上って、象の背に乗ります。横幅は家族3人でちょうどいいくらい。揺れは象が歩く揺れくらいで、乗るものは意外としっかりと象にくくられているようです。
どれくらいの距離を乗るのかたいして分かってもいなかったですが、バイヨンの遺跡周辺を囲む四角の道をぐるっと一周しました。
30分くらいは乗っていたかな?象使いさんが途中見どころで象を止めてくれるので、写真もしっかり撮れました♪これは、象から見たバイヨン遺跡。
象に乗って一番喜んでいたのは私なんですが、本当に楽しかった!乗っている間、自分も楽しいですが、他に地面を歩いている観光客の人々がこちらにカメラを向けてバシバシと写真を撮っていました。カメラの角度からして、象しか撮ってない感じでしたが(当たり前か)、なんかよくわからないタレント気分?手を振られたら振り返したりして、面白かったですよ~
象からの景色は、けっこう高い♪
ちなみに、象使いのお兄さんの背中には「TIP」と書かれたポケットがついていて、中からお札が見えます。これについてはすでに情報を得ていたものの、これだけ楽しいのだからと少額ですがチップを入れました。しかもそのチップ、「どうせ入れるなら早めのほうがサービスもいいだろう」と早めに入れ、「普段あまり使わないリエル(カンボジア紙幣)を入れよう(※カンボジアでの支払いはアメリカドルを使います。カンボジアリエルは、おつりが1ドルより少額の場合に使われることが多い)」と考えるせこさ。象使いのお兄さん、ごめんね。
バイヨンの遺跡
象を楽しんだ後は、バイヨン遺跡もしっかりと案内してもらいました。ガイドさんがもうひたすら日本語でしゃべりまくってくれるので、ついて行って聞き取るのも必死なくらい。
この像、誰かに似てませんか?
見る前から、「日本人はこれを見に来るんです!日本の京唄子さんにソックリと言われています!」とガイドさん絶賛でした(⌒∇⌒)
もちろんこれ以外にも、神話に出てくる像がたくさん。カンボジアは地震がないとはいえ、よくこれだけ積み上げて彫ったなあと感心します。
象のテラスなど
アンコールトムには、有名な「象のテラス」「王のテラス」もあります。そこでの一枚。
後ろの壁面に写っているのは、荷物を持ちあげている人ではなく、神話に出てくるガルーダです。
ガイドさん、とにかくいろんな場面でいろんなポーズをさせてくれました。疲れてくると「それどころじゃなーい」て気分になったりもしましたが、それを通り越して面白くなったりして・・・何かを見る時は、やっぱり説明があったほうが詳しく理解できて興味もわきますね♪
この時点で、すでにお昼前。スピカちゃんはテラスの辺りでは「帰って遊びたい」「疲れた」と思った通りにふてくされてきてました。私ものどの腫れからからいつもよりは疲れ気味。さあ、この先の我が家の運命やいかに?
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